いつもピアノを弾いていますが、
昨日から風邪を引いてしまいました。
ちょっと寝たんだけど、起きたら目が覚めてしまったので書きます。
あーまた長くなった(^_^;)
先に今回の風邪の装備を記録しておこう。
・鼻風邪薬
・オーバードライブ (ビタミンのサプリメント)
・ティーグリーン (カテキンのサプリメント)
・緑茶
・ヴァーム
・生蜂蜜
・砂糖なしカフェオレ (頭痛が酷くてカフェインに頼った)
・パックご飯、鶏肉、小松菜、卵 (おじやの材料:悲しいかな、食欲は減ってない)
・・・しかしこんな分かりやすく風邪を弾・・・
引くのって、子供の頃はあったけど、大人になってからしばらく無くなってたのですよ。
実は2年くらい前までの10年くらいの間、ベジタリアンだったんですけど。
その間は、冬になろうが、周囲がバタバタ倒れようが、こんな喉イタイとか鼻水が滝とか熱出たーとか、そういうことにはならなかった。
インフルエンザも 「自分はかからない」 と思ってきたし、実際それらしい症状が出たこともなかった。
「会社はなんとか行けるけど重だるいし、ちょっと鼻水出るなぁ」 とかはたまにあって、実はそれが当時の私の風邪の症状だったんじゃ・・ と、今は思っています。(インフルエンザも実は掛かっていたけど、自覚できるほど重くならなかった的な理解)
会社の同僚とかがちょいちょい風邪で休んだりするのが、逆に羨ましいとさえ思ったり。
それが最近、肉 (ほぼ鶏たまに豚) を食べだして、また子供の頃のように、分かりやすく風邪を引くようになりました。
たぶんというか、結構関連がある・・・
ような ( ̄▽ ̄;)
でも、じゃあベジタリアンだった時は健康だったかというと決してそうではなく、風邪を引かない代わりに、慢性のアトピーと鼻炎がありました。
(というか、アトピーをなんとかして治したい気持ちがベジに駆り立てていたのです:肉に多く含まれる 「アラキドン酸」 が恐ろしく痒さを催すという理由)
(本当に酷かった時は砂糖も油もカフェインも乳製品も絶っていたなー:普通に野菜と魚しか食べれない)
(青汁・塩・生玄米・豆腐だけの食生活とか:西式甲田療法)
アトピーは生まれつきです。
時期によって程度差はあるものの、子供の頃の記憶ではずっと 「部分的に酷い中度のアトピー」 でした。
それが会社に勤めだしてからは 「重度の全身アトピー」 にレベルアップしてしまい、日々まぁまぁなサバイバル加減で。
(全身おそろしく痒くて → 掻きむしり過ぎて → あらゆる関節の周囲が出血し → 膿んで → 固まって → 動かせなくなり → 歩けず → 出社なんてとてもとても)
(痒くて夜眠れず → 朝方爆睡 → 昼夜逆転)
昼も夜もずっとずっと、ずーーーっと痒いんですよ。
それも全身が。
痒さから逃れるには、痒いところを全部掻き壊して 「痛い」 に変換するしかない。
(体験談で 「俺は掻くのを辞めて治した」 とか言う人が居るけど、「あぁ軽度かつ鈍感だったんですねー」 としか思わない。少なくともHSPには痒さを耐えるのはムリ)
「歩けない」 とか 「手を洗うのも辛い」 とか、そういう種類の不便だけじゃなく、時には首から上、顔面がまだらに腫れ、湿疹でガサガサもしくは膿んでジクジクになって、肩にたくさんカサブタが降ったり、少しの風に当たるのも辛くて布を巻いたり。
一応女であるせいか、特に顔に出た時のショックが凄くて。
ふつーに 「なんで私みたいのが産まれてきたの、みんな綺麗なのに私だけ。死にたい」 とか思ったり(笑)
アトピーの人は精神疾患を併発している人が多い、みたいな論調の記事を見たことがあります。
もしかしたら 「真面目で神経質な性格の遺伝子」 と 「アトピーを発症しやすい遺伝子」 がワンセットなのかもしれませんが、そんな可能性を差し引いたって、
はっきり言って、あれを経験して、それでも性格に何の影響も及ぼさないでその後の人生を生きる・・とか無理ですよ。
そういう意味では、他の病気と一線を画す物がある。
アトピーの時には自分ひとりでも十分すぎるくらい毎日がサバイバルでしたが、他人と関わるのもすごいしんどくて。
一例挙げるとあれです、アトピーって、まぁまぁ 「格好の話題」 なんですよ。
何かの話の流れで 「自分アトピーなんで」 と言うと、その返しが
返しA 「そうなのー。実は私も今アトピーで。」
返しB 「そうなのー。大変ねー。実は私も昔アトピーで・・・」
返しC 「そうなのー。そう言えば知り合いにアトピーの子がいて・・・」
のいずれかで9割以上を占めます。
それだけならいいんですけど、その後の流れが、ほぼ100%嫌な流れになるんですよ。
返しA 「そうなのー。実は私も今アトピーで。ほらここ見てー (と言って手とか肘の裏とかを出して患部を見せてくるが、軽度すぎてよく分からずめっちゃ顔を寄せて探す羽目になる)」
・・・・。
いやそれ、私の定義ではアトピーのうちに入りません(笑)
今まさにあなたがそれを見せてる相手の身体は、服を脱いだら半分くらいの面積が湿疹で真っ赤なんですよ? 見えてないだけで。
返しB 「そうなのー。大変ねー。実は私も昔アトピーで・・・でも〇〇 (当時流行ったアルカリイオン水とか) に変えたら良くなったのよ、あなたもやりなさーい」 ← 実際のトーンは違えど語尾がこう聴こえる
・・・いや、それあなたの超個人的な話でしょ!
エビデンス少なすぎるしたまたま自然に寛解した時期と重なっただけかもしれないし、そもそも同じ体質、同じ原因かどうか分かんないし、そもそもアトピーは内臓・環境・食事・皮膚ケア・メンタルなどなどめっちゃいろいろ絡む話なんだから何か1個変えて治るとかいうのは宝くじレベルですからーー!
相手の人生に責任も持てないくせに半端な知識でモノ言って、変な希望を持たせちゃダメでしょーが。
返しC 「そうなのー。そう言えば知り合いにアトピーの子がいて〇〇変えたら治ったって言ってた」
そうですか。もうあなたの自身の話ですらないんですね。うんもう単に羨ましい。てかそもそもアトピーは(~中略~)宝くじ(~後略~)。
・・・まぁいずれにしろ、こちらが全く望んでいない、無自覚メンタル攻撃みたいになってしまいます。
それでも超がんばって笑顔で別の話題に切り替えられたらいいけど、まれに、「親切心で言ってあげてるのに。素直に聴きなさい」 とか 「そんなこと言ってるから治らないんじゃないの」 みたいな流れになることがあって、でも私は私で自分を守らなきゃいけなくて、そういう時は涙目でキーキー反論してました。
それでなんとかその場を切り抜けても、後からまたイヤーな自己嫌悪が襲ってくる。
「相手は親切心で言ってくれた・話を合わせてくれたのに素直に受け取れなかった、、、」
みたいな(笑)
・・・最近はアトピーもマシになって、こういうのも無くなりました。
とにかく、ダメ出しばっかりだと救いがないので、模範解答も書いておきますね。
「アトピーなの? そっかー。覚えとく。」
これだけ!!!
これだけでいいです。
「覚えとく」 は地味に嬉しいです。
今後何かあった時にも、覚えてさえいてくれれば、適度にいい関係のまま気を遣ってもらえそうな未来が見える。
「覚えとく」 だけ言ったら、あとはサラッと別の話題に切り替えてください。
まぁ例外的に、自分自身が重度のアトピーを生活改善とかいろいろ試行錯誤した結果克服していて、他の重度アトピー患者に出会った時に、相手が知識がなくて困っているようであれば、アトピーの話をしてあげてもいいです。
それ以外のシチュエーションなら・・・やめとけ(笑)
軽度のアトピーと重度のアトピーは、全く別の病気です。
顔にだけ出ない時期もあるから、見た目では重さがわからんのです。
(私自身、工夫で克服したのではなく単に加齢で軽くなっただけと思っているので、アトピーの人がいても請われない限り変なこと言う資格はないと思っています)
7割グチの長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
HSPのことに触れる余裕なかった(笑)
またそのうち。