こじゅ雑多 ピアノ弾き語りとかいろいろ

日々のピアノとか弾き語りとか歌とか音楽とかの気づき、事件事故、日記、妄想などいろいろです。

いっそピアノをドレッサーにしてしまいたい欲求に駆られた後の効果的な練習方法の考察


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こじゅです。

 

平日会社に通ってると残業とか飲み会とかが重なって、「3日まともに弾いてないなー」 みたいな日があったりします。(今週そうだった)

 

 

そしたら疲れてボーッとした頭が勝手にいろいろ考えて、あらぬことを考え出す。

 

 

「いっそのこと、毎日間違いなく前に座るドレッサーがピアノと一体だったら弾くかなぁ・・」

 

 


(アトピーなのでドレッサーどころかお化粧すらしないけど)

 

(生まれて一度も家にドレッサーあったことないけど)

 

(仮に電子ピアノを撤去したらドレッサー3つくらい置けそうだけど)

 

 

 

・・・習慣化したいことは、現在の習慣の一部に組み込んで自然に動けるようにしたらいいんですよね。よくそれ系の本とかに書いてあるやつ。


(会社では業務改善相談に乗るような仕事で → 家でもつい、必要以上に物事をシステマティックにできないか考えてしまう職業病)

 

 

 

 

まぁ一般的な社会人は多忙です。

 

多忙な中でなお早く上達したければ、時間のノルマを設定してもいいけど、それはきっかけとして1日5分でもいいかなーと。

 

 

 

最近は時間よりも、練習の効率性をちょっと意識しています。

 

 

具体的には、「苦手なフレーズ集」 を優先して弾いていく感じ。

(通して弾くのはあとで or 別で or 曲を限定して。)

 

 

最初に軽く基礎練で慣らしたら、1曲の中にだいたい2か所とかある 「苦手なとこ」 の2小節とか、前後含めた4小節とかをループして、1つづつ、3回ノーミスで弾けるまで練習し、弾けたら次の 「苦手なとこ」 ・・・と弾いていく。

 

 

持ち曲のすべての 「苦手なとこ」 が全部3回ノーミスで弾けたら、気分次第で 「通して弾く」 に行く、とかする。

 

(この時はテンポを上げて通すこともあるし、逆にゆっくりを意識することもあります。インテンポなら、なるべく前と表現を変えて、ちょっとでも良くなるきっかけを探す)

 

 

 

一番良くないのは、なんとなく通して弾いてばかりで、既に弾けるところばっかり弾いて (苦手なとこに差し掛かっても立ち止まらず、1回なんとか弾けたら通過するみたいなことを繰り返し) 、練習した気になってしまうこと。

 

 

時間をかけてる割に上手くはならないパターンです。

 

でも意識しなかったら、けっこうやってしまいがち。

 

 

 

あと、録音する習慣をつけた方がいいですね。

 

通勤とかで聴ける時間があるなら、練習を全部録音してもいいくらいかも。

 

 

あとから聴くと、

 

弾けてたつもり・・ とか

 

色気出したつもり・・ でも邪魔だった、とか

 

あれ? なんかテンポが・・・ とか

 

 

いろんな気づきがあって、客観的に聴けるようになると、それが自然と演奏に反映されていきます。

 

 

 

 

 

・・・えぇ、みんな解ってることを敢えて全部拾っていくスタンスですよ。(笑)

 

 

 

最近ちょっとピアノ弾かない人には興味も湧かないであろう話ばっかりなので、もう少し人口の多そうなHSPとか、会社での働き方について書こうか・・思案中です。

 

ピアノの伴奏譜、弾き語り譜を両方やってみて分かった 「大きな違い」



ピアノ+歌の曲の楽譜には 「弾き語り譜」 と 「伴奏譜」 があります。

 

この2つは、境界は曖昧ではあるものの、どうやら同じではないみたいだという話です。

 

 

 

 

両方やってみて気づいたことには(^_^;)

 

 

弾き語りと伴奏 (もしくはピアノだけの演奏) を比較して、一番の違いはもちろん 「弾き手が自分で歌うかどうか」 ですが、それ以上に問題なのが、実は一見関係の無い 「マイク」 です。

 

 

歌のないピアノソロや伴奏だけの場合、上半身は直立不動ではありません。

 

フレーズの高低変化に合わせ、右手・左手とも高い音を弾く時は右に~、低い音なら左に~、と身体を傾けて腕を伸ばしたりすることがあると思います。

 

それが弾き語りの場合、わりと常に歌があり、歌がある間は口元をマイク位置に固定させておく必要があるので、上体を動かさず、腕だけを伸ばして弾くしかないのです。

 

(ヘッドウォーンマイクを使うソロ弾き語りスタイルみたいな、見たことないレベルの少数派を除く:私自身1回考えたけど、結局買わなかった)

 

 

また、弾き語りだとマイクが目の前にあるので、鍵盤を確認する視界が常にかなり遮られています。

 

 

以前の記事 「5チャンネル」 にも書いたように、歌いながらだと、リズムが込み入ったような難しいピアノは弾くのは難しいです。

 

 

 

「弾き語り譜」 というのはそのあたりを考慮してあって、


・腕を大きく左右に動かす必要がない

・わりと単調なリズムがメイン

・結果、目視に頼らなくても弾きやすい

 

 

・・・ような楽譜になっているんですね。

わりと。

 

 

 

それと比較して 「伴奏譜」 の場合は、歌とピアノを完全に別の人が担当する前提なので、 「歌いながらでも弾きやすいかどうか」 を考慮する必要がない。

 

 

ピアノソロ譜と同様、歌があるところでも遠慮なく和音を連ねた裏メロ!!とか凝ったフレーズ!!!が入ってくるし、容赦なく高低変化もある。

 

 

 

そういう点では 「蘇州夜曲」 はやや伴奏譜寄りだし、「三日月」 は明らかに弾き語り譜です。

 

◆蘇州夜曲
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◆三日月

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個人的な話をすると、、、

ピアノ弾き語りを始める前に漠然と 「やりたい」 と思っていたことは、今の知識で言語化するならば 「ちょっと複雑な伴奏譜レベルのピアノを自分で弾きながら歌いたいなぁ」 だったんですよね。

 

(ピアノ習ったことも無いぺーぺーの分際で)


(当時は弾き語りの制約に気づいてなかった)

 

 

 

実際に蘇州夜曲をやってみて、今の自分で伴奏譜を使って弾き語ると、1曲仕上げるのにも非常に時間がかかるのだと理解しましたが。

 

 

 

ただ、大人になるまで培ってきた音の好みというものは、如何ともし難いものがあります。

 

よくあるシンプルなバッキングの、いわゆる 「弾き語り」 だと、ちょっと物足りないなぁと思ってしまうんですよね。

 

なんせドビュッシーが恋人ですからね。(自称)

 

 

 

 

となるとやっぱり・・

ボーカルやってくれるパートナーを探すかなぁ。

 

人とやるとなると、いろいろ条件厳しいけど。

自分のピアノもまだまだすぎるし。

 

趣味の合う人じゃないと困るし。(これがなかなか居ない気がしてます)

 

 

悩みどころです。

 

①あくび ②ゴルフボール ③甲子園のサイレン ④新興宗教 の共通点


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↑内容と全く関係ない箕面の滝

 

 

こじゅです。

 

タイトル①~④の共通点・・・それは

ボイストレーニングのモチーフ。

 

 

 

(④は無理矢理くっつけたけど、自分的には外せなかった)

 

 

 

最初の記事にも書いた通り、以前、2年半ほどボイストレーニングスクールのプライベートレッスンに通っていました。

 

 

 

忘れもしない、その初日の 「お試しレッスン」・・・

 

個室に1対1で一通りのヒアリングやレベルチェックを受けたあとで、トレーナー (先生) が披露してくれたのが、「甲子園のサイレン」 でした。

 

 

具体的には・・・

 

 

「ぁぁああ↑ああ↑あ↑あああ~~~あ↓ああ↓ぁぁぁ」

 

 

って、ホンモノもびっくりのサイレン (が至近距離で鳴っているよう) な声量で、低いところから高ーく上がって、また下がってくる・・・という発声。

 

 

目を閉じれば、そこは真夏の甲子園

 

 

しかし目を開けると、現実 (とある小綺麗なマンションの一室) なわけで、そのあまりにも大きなギャップを生んでいる目の前のデモンストレーションに内心

 

 

「し・・・新興宗教に捕まった?!」

 

 

 

一瞬本気で恐れおののいたものです。

 

 

 

(まぁ当然その後、トレーニングで自分も同じことやらされたんですがね・・・)

 

(茶化して書いてるけど、ボイトレ的には重要なテクニックだったり)

 

 

 

(・・・しかし重要だからといって、アヤシさが減るわけではない)

 

 

 

あと 「あくび」 は、「えぇ声を出すためにノドをしっかり開きなさいね」 を端的に表現した言葉、

 

「ゴルフボール」 は 「えぇ声を出すためにボール何個か入るくらい口を開けなさいね」 を端的に表現した言葉です。

 

 

 

とにかく最初の頃は、ここらへんのワードを言われまくったなぁ。

 

1回指示されただけでも 「あぁ、まぁ確かに、ですよね~」 みたいなノリで理解した気になるんですが、これを常にできている状態になるまでには、やっぱり訓練が必要でした。

 

 

 

 

 

 

 

まだ他にもいくつかボイトレでの謎体験があります、またそのうち書きます。