HSPの共感力と鈍感力が紙一重である理由
予備知識:HSPとは?
https://jinjibu.jp/smp/keyword/index.php?act=detl&id=862
・・・なんだかちゃんと説明しているソースが見当たらないんですが、要するに、HSP (Highly Sensitive People) とは、5人に1人くらいが持っている、その人の性格を形作るベースとなる特徴です。(病気ではない)
とある刺激が脳の中を巡る時に、HSPは非HSPよりも何回も?しつこく?まわるんだそうですよ。(説明が雑)
まわる回数が多い分、ひとつひとつの刺激に対して強く、深く情報を処理します。
情報が深く処理される感覚を音楽鑑賞に例えると、非HSPが小さなスピーカーでBGM程度に聴いている音が、HSPにはヘッドホンを着けているかのように脳にガツンと響いている上、各楽器の音も別々に聴こえている、みたいな。
そんなような違いです。(個人差、程度の差はある)
あらゆる情報を処理する脳そのものが違うので、音だけでなく、視覚・味覚などの五感や、落ち込んだ時の引きずり方、病気や傷を負った時の痛み方、薬物やカフェインの効き方、怖いものや怖い未来への耐性・・・という風に、多岐に渡っていちいち感じること・考えることが重たくなります。
悪いことだけではなくて、アートに対する感受性が豊かで感動の度合いが強いとか、人よりよく細かいところに気づく→気遣いができる、みたいな特徴もあります。
私は真性のHSPを自認していますが・・
(お医者に認定されたとかではないです、セルフチェックで97点くらい)
(・・・うん今 「それ100点満点で?」 とか思った人も素質あるかもなのでセルフチェックしてみな☆)
自覚症状を一部挙げると、
・カフェインを毎日摂り続けても慣れずに毎回効くし、
・カレー屋どころか普通のカフェで出るカレーすら辛すぎて完食できないし、
・ロックのライブに行こうものなら5分で逃げ帰りたくなるし、
・電車が警笛でも鳴らそうものならホームで自分だけ耳を塞いでいるし、
・ちょっと頭痛いくらいでも全く使い物にならなくなる。
やってる音楽が癒し系なのも関係あります。
仕事でいろんな人と話すようになってから、少し派手な音楽はうるさく感じるようになっちゃって。
非HSPには物足りないくらいの弱い刺激が、ちょうどいいんです。
普通の社会生活は刺激が多すぎるし強すぎるので、逃げ場が必要で。
(この社会を回しているのは非HSPだなーと強く感じます。どこへ行っても、あらゆる刺激が強い。会社でもHSPだと上へ行けるほど働ける気がしないし、卑近な例では単に 「今度の飲み会のメインはキムチ鍋」 とか言われるだけでも、十分無理すぎて断るしかない)
さて、表題の 「鈍感力」 の方ですが。
通常、何に対しても敏感なHSPが、きわめて鈍感になってしまう時があります。
HSPは、非HSPに比べてちょっとしたことでも頭の中をグルグル回りやすく、回っている間は自分の思考にいっぱいいっぱいになってしまうんですね。
そうなってしまうと、グルグルが落ち着くまで、それ以外の刺激を受け取る余裕がなくなる。
だから、だからね・・・
話を聞いてないわけじゃないんですよ。
わざとではないです。けっして。
HSPが鈍感に見える時・・・
たぶん、何か (普通の人にとってはささいなこと) に頭を支配されています。
なんかごめんね。(← 誰に)
だから大目に見てやって。(←誰が誰に)
あ、風邪は治りました \(^o^)/
連休つぶれたし、今週は平日どっかで温泉に行ってやる~の気分ですYeah。