こじゅ雑多 ピアノ弾き語りとかいろいろ

日々のピアノとか弾き語りとか歌とか音楽とかの気づき、事件事故、日記、妄想などいろいろです。

ゴール前に飽きるくらいなら、浮気したら?


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こじゅです。

タイトルは狙いました。

 

 

 

もしかしたら、多忙な中で暇を惜しんでクラシックピアノを習われているような方には怒られちゃうかもしれないのですが。

 

(自分はピアノを習ったことがないので本当に分からない)

 

 

 

ピアノってよっぽど曲のレベルが自分のレベルより下でない限り、弾いてると飽きてくるくらいの時間がかかるのが普通かと思います。

 

(昨今、新しい良質なコンテンツがタダ同然の値段でいくらでも触れられる世の中になってきてて、1つのことへの取り組みが余計に飽きやすい時代なのかなーとかいうのもあり)

 

 

 

80%くらいの完成度 (数字は感覚) までは楽しく頑張れても、「たまーにノーミスで通せるようになってきた」 あたりから急激にモチベーションが下がり始め、完成度90%を超えたあたりから 「もういいや」 と思う日が出てくる。

 

 

そういう時は、私の場合、深追いしないことにしています。

 

 

そのかわり、

 

飽きなさそうな他の曲を探す!

 

 

これに尽きます(笑)

 

 

 

要は 「長く弾いても飽きないくらい、大好きな曲」 であればいいんですけどね。

 

 

 

現に蘇州夜曲は1年間ほぼ毎日弾き続けることができているし。

 

それでもまだ完成した気がしてないけど、それは幸せなことかもしれません。

 

 

 

 

 

ただ、自分にとって難しすぎる曲を追い続けるのもしんどいです。

 

 

大抵の新曲は 「今の自分にとって難しい曲」 だったりもするので、新曲ばっかりやっていると辛くなってくる。

 

 

そういう時に、ちょっくら過去に愛した 「90パー曲」 に戻ったりすると、また新鮮な気持ちで楽しくやれたりするんですよ(笑)

 

いえ、練習をですよ(笑)

 

 

 

こうやってバンバン浮気して、モチベーションを維持するわけです。

(手元には弾き掛けの曲が5曲くらいあるけど、それもまたヨシ:辞めてしまうよりは断然)

 

 

 

確固たる目標もゴールも quality control も accounting audit も、利害も報酬もなーんにもない大人の趣味なんて 「飽きたら終わり → 過去の蓄積ぜんぶリセット」 なんだから、うまいことチャラチャラしてでも飽きずに続けることが第一優先なんじゃないかなーと思います。

 

 

飽きない曲のチェックポイント

・簡単すぎず

・難しすぎず

・なるべく大好きで

・極めたい!と思える曲

 

あとオプションとして

・(できれば) アレンジが利いて

・(できれば) 他の人にも人気がある

 

 

ならナオヨシですね(笑)

きっと長く付き合えることでしょう。

 

 

 

実はドビュッシーとか大好きなんですが、今のところ自分で弾こうとは思わないです。

 

 

 

10年後くらいの夢として取っておくんだから。

 

 

 

三日月、帰り道、合わない歩幅

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三日月 絢香 (piano vocal: こじゅ)

 

なんか詩的なかんじにタイトルをアレンジしましたが、要するに、絢香さんの 「三日月」 を練習していてテンポに苦労した、という話です。

 

 

(しかし恐ろしいほどSEO対策ガン無視のタイトル)

 

 

動画は最初の記事にあるリストでもご紹介済みのものですが、今日はこの曲だけ改めて苦労した点を書いておこうと思います。

 

 

この録音、実は弾き語りではありません。

 

練習はずっと弾き語りでしていたのですが、宅録としての実験で、ピアノだけを先に録音し、それを聴きながら歌を録って、後で編集で重ねました。

 

 

で、、、この曲で一番困ったのが、テンポ。

 

この動画の録音がまさにそれなのですが、イントロは遅く聴こえるし、サビは若干焦った感じに、盛り上げる2回目サビと3回目サビの繋ぎの部分に至っては完全に走ってるようにしか聴こえない。

 

でも、実はメトロノームに合わせて録ったので、テンポは全く同じです。

 

 

 

 

・・・うん、楽譜の右肩に1個だけ書いてあるテンポ表記って、実は 「目安」 というか 「だいたいこんくらいで適当に加減して」 っていう意味だったのかな。

 

こんだけ音楽やってて知らなかったとか・・・

 

 

 

当たり前といえば当たり前ですね。

 

4分音符だけの箇所と16分音符も出てくる箇所が、同じに聴こえるわけがなかった。

 


・・・それとも、「絶対音感」 みたいな 「絶対テンポ感」 なるものを持った人が世の中にはいて、そういう人には自然に (テンポ的に変化がないように) 聴こえたりするんだろうか。

 

 

まぁそこまでは分かりませんが・・・

 

自分の耳が既に違和感を覚えるレベルなのであれば、気を回さないといけませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介にちらっと書いたんですが、私は高校の時チューバをやっていました。

 

その頃に初恋したのですが、相手は定期演奏会のヘルプで来てくれた、1コ半年上の、他校のチューバさんでした。

 

なんだか少しヒョロっとして、飄々とした感じの人で、チューバを吹く彼の姿は、絵的に不思議なギャップがあったけど。

 

当時の私にとっては、神様でしかなかった。

 

 

きっかけは忘れてしまったけど、その人と、その人の家の近所を、プライベートでふたりで歩いたことがあったんですね。

 

 

 

私は大阪で生まれ育ったせいか歩くのが早くて、舞い上がっていたのか、速く歩いていることに気がつかず、後ろから

 

「もうちょっとゆっくり歩かへん?」

 

みたいなことを言われたことを思い出しました。

 

 

 

・・・うん。

 

当時はこんなことでも少なからず傷ついていた(笑)

 

現に25年後にまだ覚えている。

 

 

 

もうちょっと歳食って、死期を悟るころになっても覚えていたら、探偵ナイトスクープにでも依頼して会いに行きましょうか、ね。

 

 

ピアノ弾き語り5チャンネルのオートパイロット


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ピアノ弾き語りの5ch:

・右手

・左手

・歌 (音程とか音質)

・歌詞

・足 (ペダル)

 

最近は視線も入れて6chかと思わないでもないが、鍵盤全く見ないで弾くこともできる人にはできるので、一応入れないでおく。(自分には無理なのでやはり6chか)

 

これがギターだと4chなのかなーと思う。手元を見る必要があるという点においても、ピアノほどの重要性はないのかなーと。(異論あれば教えてください:ただし両方やる人限定)

 

 

細かく言うともっとあるかもしれない (マイクと口の距離の取り方とかさ)

 

 

何が言いたいのかと言うと、リアルタイムに5chないし6chのことを同時進行でコントロールしなきゃいけないってことなんです。

 

でも人間て、基本的にマルチタスクはできない仕組みなんですよ。

だから理屈の上では、1ch除いた4chくらいはオートパイロットにしないと、上手くいかない。

 

理想を言えば、歌 (音程・音質) だけを意識的にコントロールして、他をオートパイロットにすべきじゃないかなーと思います。みんなやっぱ歌を聴いてるんで。

歌の上手い下手は、みんなほんとよく聴いてる。

 

でも私みたいに弾き語り初心者かつピアノもそんなに弾いてなかった人間は、そうはいかない感じです。

 

じゃあどうするのかと言うと、まぁ練習たくさんするしかないんですけど、通して弾けるようになったら、「コントロールできる1ch」を、曲のどのあたりで、どのチャンネルに割り当てるかを考えて決める必要が出てくるわけです。

 

・イントロから歌に入ったとこ、よく右手間違えるから注意する

 

とか

 

・間奏終わりに音が飛ぶから左手小指を見る

 

とか

 

・ここ細かくコード変化するからペダル踏みかえ意識する

 

とか

 

そういうやつですね。

 

あと、同じ箇所で2ch以上意識を向ける必要がある所は、当然どっちかを練習しまくって潰さないとダメですよね、、。

 

 

 

ちなみに、オートパイロットにするというのは、だいたい、複数の作業をひとつに集約する作業です。

 

日本人なら誰でもお茶碗を持ち、ちょうどいい位置に動かしながらお箸を扱うことができるし、パソコン使ってたらキーボードで両手の指10本をいい感じに操って叩くことができるけど、毎度毎度、別々に意識して動かしてる人はいません。

 

左右の手、足、口の一連の動作を集約して「ひとつ」と捉えてしまえば、その動作は1chになるってことです。

 

 

 

 

 

・・・ただし、個々の動作 (たとえばピアノの左手と右手) は単体でも完璧にできないと、人前で演奏する時に失敗するんだそうですよ。

 

緊張したらオートパイロットが効かなくなる問題。

 

なのでオートパイロットに頼りすぎるのもダメ、みたいな。

 

 

・・・まぁ結局まとめると、練習あるのみ、場数踏むのみってことなんですけど、、