ピアノ弾き語りの5ch:
・右手
・左手
・歌 (音程とか音質)
・歌詞
・足 (ペダル)
最近は視線も入れて6chかと思わないでもないが、鍵盤全く見ないで弾くこともできる人にはできるので、一応入れないでおく。(自分には無理なのでやはり6chか)
これがギターだと4chなのかなーと思う。手元を見る必要があるという点においても、ピアノほどの重要性はないのかなーと。(異論あれば教えてください:ただし両方やる人限定)
細かく言うともっとあるかもしれない (マイクと口の距離の取り方とかさ)
何が言いたいのかと言うと、リアルタイムに5chないし6chのことを同時進行でコントロールしなきゃいけないってことなんです。
でも人間て、基本的にマルチタスクはできない仕組みなんですよ。
だから理屈の上では、1ch除いた4chくらいはオートパイロットにしないと、上手くいかない。
理想を言えば、歌 (音程・音質) だけを意識的にコントロールして、他をオートパイロットにすべきじゃないかなーと思います。みんなやっぱ歌を聴いてるんで。
歌の上手い下手は、みんなほんとよく聴いてる。
でも私みたいに弾き語り初心者かつピアノもそんなに弾いてなかった人間は、そうはいかない感じです。
じゃあどうするのかと言うと、まぁ練習たくさんするしかないんですけど、通して弾けるようになったら、「コントロールできる1ch」を、曲のどのあたりで、どのチャンネルに割り当てるかを考えて決める必要が出てくるわけです。
・イントロから歌に入ったとこ、よく右手間違えるから注意する
とか
・間奏終わりに音が飛ぶから左手小指を見る
とか
・ここ細かくコード変化するからペダル踏みかえ意識する
とか
そういうやつですね。
あと、同じ箇所で2ch以上意識を向ける必要がある所は、当然どっちかを練習しまくって潰さないとダメですよね、、。
ちなみに、オートパイロットにするというのは、だいたい、複数の作業をひとつに集約する作業です。
日本人なら誰でもお茶碗を持ち、ちょうどいい位置に動かしながらお箸を扱うことができるし、パソコン使ってたらキーボードで両手の指10本をいい感じに操って叩くことができるけど、毎度毎度、別々に意識して動かしてる人はいません。
左右の手、足、口の一連の動作を集約して「ひとつ」と捉えてしまえば、その動作は1chになるってことです。
・・・ただし、個々の動作 (たとえばピアノの左手と右手) は単体でも完璧にできないと、人前で演奏する時に失敗するんだそうですよ。
緊張したらオートパイロットが効かなくなる問題。
なのでオートパイロットに頼りすぎるのもダメ、みたいな。
・・・まぁ結局まとめると、練習あるのみ、場数踏むのみってことなんですけど、、