三日月、帰り道、合わない歩幅
なんか詩的なかんじにタイトルをアレンジしましたが、要するに、絢香さんの 「三日月」 を練習していてテンポに苦労した、という話です。
(しかし恐ろしいほどSEO対策ガン無視のタイトル)
動画は最初の記事にあるリストでもご紹介済みのものですが、今日はこの曲だけ改めて苦労した点を書いておこうと思います。
この録音、実は弾き語りではありません。
練習はずっと弾き語りでしていたのですが、宅録としての実験で、ピアノだけを先に録音し、それを聴きながら歌を録って、後で編集で重ねました。
で、、、この曲で一番困ったのが、テンポ。
この動画の録音がまさにそれなのですが、イントロは遅く聴こえるし、サビは若干焦った感じに、盛り上げる2回目サビと3回目サビの繋ぎの部分に至っては完全に走ってるようにしか聴こえない。
でも、実はメトロノームに合わせて録ったので、テンポは全く同じです。
・・・うん、楽譜の右肩に1個だけ書いてあるテンポ表記って、実は 「目安」 というか 「だいたいこんくらいで適当に加減して」 っていう意味だったのかな。
こんだけ音楽やってて知らなかったとか・・・
当たり前といえば当たり前ですね。
4分音符だけの箇所と16分音符も出てくる箇所が、同じに聴こえるわけがなかった。
・・・それとも、「絶対音感」 みたいな 「絶対テンポ感」 なるものを持った人が世の中にはいて、そういう人には自然に (テンポ的に変化がないように) 聴こえたりするんだろうか。
まぁそこまでは分かりませんが・・・
自分の耳が既に違和感を覚えるレベルなのであれば、気を回さないといけませんでした。
自己紹介にちらっと書いたんですが、私は高校の時チューバをやっていました。
その頃に初恋したのですが、相手は定期演奏会のヘルプで来てくれた、1コ半年上の、他校のチューバさんでした。
なんだか少しヒョロっとして、飄々とした感じの人で、チューバを吹く彼の姿は、絵的に不思議なギャップがあったけど。
当時の私にとっては、神様でしかなかった。
きっかけは忘れてしまったけど、その人と、その人の家の近所を、プライベートでふたりで歩いたことがあったんですね。
私は大阪で生まれ育ったせいか歩くのが早くて、舞い上がっていたのか、速く歩いていることに気がつかず、後ろから
「もうちょっとゆっくり歩かへん?」
みたいなことを言われたことを思い出しました。
・・・うん。
当時はこんなことでも少なからず傷ついていた(笑)
現に25年後にまだ覚えている。
もうちょっと歳食って、死期を悟るころになっても覚えていたら、探偵ナイトスクープにでも依頼して会いに行きましょうか、ね。